【第11回】 青年部の幸福と勝利を祈る  (2014.3.16)

苦難を越え、広宣流布を成し遂げる、師弟不二の大誓願に立つ。それが3・16だ。
 今、日本でも、世界でも、青年が立派に育っている。その姿に感動する。これほど、うれしいことはない。
 君たち青年部の時代に入った。幸福と勝利を祈っています。
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 日蓮大聖人は門下に仰せになられました。
 「仏というのも私たちの心の中にいらっしゃるのです」「私たち凡夫は、まつげが近くにあるのと虚空が遠くにあるのとは見ることができません。私たちの心の中に仏がおられるのを知らないでいたのです」(御言1491㌻、通解)
 妙法を持《たも》った皆さん方は、まさしく、心の中に仏の生命を輝かせていける幸福の博士です。
 現実は毎日、忙しく、苦しいことや、つらいことも、多々あるでしょう。しかし、「煩悩即菩提」、さらにまた「変毒為薬」の妙法です。
 迷いも、悩みも、試練も、全てが偉大な福徳に変わります。自分に縁する人も、必ず幸福に勝ち光っていくための信心です。
 戸田先生は語られました。
 「仏法は、最高の道理を説いている。最高の生命力を輝かせて、人生の幸福を満喫するために、信心に励むのである。最後には、必ず、それそれにふさわしい花を咲かせることは、絶対に間違いない」
 自信満々と希望の声を響かせ、一人また一人と、歓喜の対話を重ねていく。幸と平和のスクラムを、仲良く、賢く、朗らかに、広げていく。
 そこから新たな3・16の勝利の劇が始まるのです。