激闘 1 2014年3月21日

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闘争のなかに前進がある。
闘争のなかに成長がある。
闘争のなかに希望がある。
闘争のなかに歓喜がある。
ヨーロッパ統合の父クーデンホーフ・カレルギーは、信念の言葉を記した。
「人生は闘争であり、また、いつまでも闘争であるべきである」(注)
さあ、闘争を続けよう! 自分自身との闘争を! 宿命との闘争を!
大宇宙に遍満する魔性の生命との闘争を! 広宣流布の大闘争を!
新しき人生の旅が、今、始まるのだ。
  
山本伸一の会長就任十八周年となった、一九七八年(昭和五十三年)五月三日、全国各地の会館で、「5・3」を祝賀する記念勤行会が、晴れやかに開催された。
この日午前、伸一は、東京・立川文化会館での勤行会に出席した。
「皆様のおかげで、会長就任十八周年を迎えることができ、御礼、感謝申し上げます。
広宣流布の流れは、「大河」の時代から、「大海」へと向かっております。
大海原の航海には、激しい風雨も、怒濤もあることを覚悟しなければなりません。
しかし、競い起こる諸難は、経文に、御書に照らして、正義の信仰を貫いている証明です。
大聖人は、『大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし』(御書一四四八p)と仰せです。
強き信心があれば、大難に遭おうとも、むしろ仏法への確信を強くし、歓喜をもたらしていきます。
衆生所遊楽』とは、難がないということではない。
何があっても恐れることなく、日々、信心の歓喜を胸に、すべてを悠々と乗り越えていける境涯の確立です。
私たちは、いよいよ信心強盛に、何ものをも恐れず、満々たる功徳を受けながら、楽しい人生を歩んでいこうではありませんか!」 
簡潔なあいさつであったが、参加した同志の心を強く打つ指導となった。