【第12回】  一人一人が大福徳に輝け  (2014.3.23)

 一対一の対話が、学会の伝統である。訪問・激励に徹してきたゆえに、今、世界中に人材が育っている。私も、一人一人のもとに足を運び、全身全霊で励ましてきた。
 うまく話せなくても、くよくよせず、カラッと前へ進むのだ。誇り高い仏の仕事だ。全部、立派な指導者になる修行である。きょうも一軒、きょうも一人と、広布のために動き語った分、境涯が深まり、福徳も輝くのです。
 御本尊を信受する功徳が、いかに大きいか。日蓮大聖人は三世永遠にわたって、御本尊が、あなたの前後左右に立ち添って、あたかも暗闇の夜に燈火を得たように、また、険しい山道で強力(=荷を担ぎ、道案内してくれる人)を得たように、あちらへ回り、こちらに寄り添って、あなたを囲んで、守ってくださるでしょう(御書1244㌻、趣意)とお約束であります。これこそ、広宣流布ひとすじに、労苦をいとわず戦い抜いている皆様の尊き生命の境地なのであります。
 現実は、言うに言われぬ試練もあるでしょう。しかし、全部、御本尊が、また御本仏がお見通しです。師・戸田城聖先生は言われました。
 「思いもかけぬこともある。けれど、すべて三世で見ていくのだ。今、苦労して宿命転換し切っていけば、万年の幸福を開けるんだよ。大事なことは、一人一人が力を出し切って、悔いなく勝ち進んでいくことである」と。
 燃え上がる信心がある限り、わが学会は永遠に勝ち続けていくことができます。共に戦い、共に舞い、共に喜びあふれる絶対勝利の人生を深く大きく飾っていきましょう!