【第19回】  生命の鍛錬を!幸福の礎を  (2014.5.19)

列島各地で創価青年大会への取り組みが素晴らしい。
 青年が皆、元気でうれしい。青年が大成長している。皆で応援していきたい。
 婦人部・壮年部も一体となって、若き友を、わが子のように、弟・妹のように温かく励ましてくださっている。
 大会を支えてくださる全ての皆様方のご健康と無事故、大会の大成功を心から祈りたい。
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 戸田先生は喝破された。
 「もはや、日本の国も、世界も、青年の嵐の如き絶賛の支持がなければ、何もできない時代が来た」と。
 未来を託すのは青年だ。共に何かをつくり上げていく中で、心が通う。人は育つ。
 人材育成といっても、特別なことではない。会合の行き帰りも、悩みや夢を語り合う機会となろう。
 後輩を自分以上の人材に”“必ず偉大な使命がある──
その信念と祈りが、相手の生命に響くのだ。
 誰人であれ、試練のない人生などありえない。病や経済苦、人間関係で行き詰まることもある。それらを乗り越えるには、生命の鍛錬が必要だ。
 青年大会を通し、自らの壁を破る中で揺るぎない信心の確信をつかんでいける。一生の幸福の礎が築かれる。
 信心で勝った皆さんの姿自体が、人間革命の劇であり、学会の真実を雄弁に伝えていく。
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 現代社会にあって、人間の豊なつながりが、いかに大事か。
 仏法では、共同体を栄えさせるための徳目を説いている(四摂事《ししょうじ》)。
 それを、分かりやすく言えば──
 人に何かを与え、励ましや哲学を贈り、不安や恐怖などを取り除くこと。思いやりのある言葉をかけること。他者のために行動すること。人々の中に入って、上も下もなく平等に、一緒に行動することだ。
 大いに友情を広げ、宝の思いでをつくってもらいたい。世界中の誓いの青年と共に!