【第20回】  粘り強く勝利の根を張れ  (2014.5.24)

明るく朗らかな、希望あふれる未来部の皆さん!
 野には、あちらこちらで、タンポポが黄色い花を咲かせ、白い綿毛をパラシュートのように軽やかに飛ばしていきます。
 私が少年時代から大好きな詩に、「踏まれても 踏まれても なお咲く タンポポの笑顔かな」とあります。
 このたくましいタンポポ元気の秘密は、どこにあるのでしょうか?
 それは、大地の中に伸びる長い「根っこ」にあります。
 目に見えない土の中でガッチリと根を張っていくから、強いのです。
 日蓮大聖人は、「陰徳あれば陽報あり」(御書1178㌻)と記されております。
 分かりやすくいえば、人が見ていないところで「善い行い」をすれば、それが根っことなって素晴らしい花を咲かせるように、必ず「善い報い」を受けていくことができるという法則です。
 未来部の皆さんが、今、地道に粘り強く、努力を重ねていくことは、一番大事な根っこを伸ばしているのです。広宣流布のための会合に出ることも、偉大な福運に変わります。
 どうか、さまざまな悩みや苦しみがあっても、題目を朗々と唱え、「よし、壁を破ろう!」と勇気を出して、思い切りチャレンジしていってください。
 わが後継の皆さんには、乗り越えられない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
 さあ、元気はつらつと学び、グングン成長して、人類の未来に、幸福の花を、勝利の花を、平和の花を咲かせていこう!
 皆さんの健康を祈り、題目を送ります。親孝行を頼みます!