【第52回】 平和と正義の若き連帯を (2014.5.21)
周囲に希望を送る存在に
妬んだり、責め立て合ったりするような陰湿な世界は、まったく無縁なのである。
大変であればあるほど、温かな励ましの言葉、勇気の出る言葉をかけていくのだ。
日蓮大聖人は、「人のために火をともせば・我がまへあき《明》らかなるがごとし」(御書1598㌻)と仰せである。
友を元気にすれば、自分も元気になる。皆に希望を送れば、共々に希望の明るい未来が開かれる。どこまでも仲良く朗らかに、平和と正義の青年の連帯を広げていただきたい。
新たな広布の開拓闘争を
青年の心の力は無限である。それを解き放っていくカギが、「一念三千」の法理である。
わが師・戸田城聖先生は言われた。
「信心を、一言でいうならば、『心』を決めることである。同じ決めるのであれば、『勝つ!』と決めなさい」と。
断じて勝ってみせると決める。真剣に祈る。そして勇敢に行動する。やり切ったことが、すべて永遠の財産となる。
「決めて」「祈って」「行動する」──この勝利のリズムで、新たな広布の開拓闘争を勝ちまくれ!
若き熱と力が新時代を創る
「新しき世紀をつくるものは、青年の熱と力である」と恩師は叫ばれた。
この師子吼を、私は自分への呼びかけと受け止めた。「君の熱と力で時代を変えよ」と。
今また、新時代を創るのは青年しかない。それは青年に託された特権なのだ。
ゆえに、君たちよ! 何の遠慮もいらない。決然と挑むのだ。大胆に進むのだ。理想も高く、情熱を燃やし、不屈の魂で挑戦するのだ。
いよいよ「創価青年大会」が始まった。
やるからには、「これだけ成功させた」という自身の最高の勝利の歴史を創ろう! 君たちの勇戦で、万年に輝く「青年学会」を築いてくれ給え! 歌声も高らかに!