【第53回】 世界に広がる 華陽のスクラム  (2014.6.4)

賢く聡明に使命の道を
 女子部は「学会の宝」である。「広布の門」である。女子部員が一人いれば、周囲の皆がパッと明るくなる。希望が大きく開かれる。
 女子部の皆さん方が一人も残らず、絶対に幸福になること。これが私の祈りである。
 皆、自分を大事にしていただきたい。価値的に行動し、夜は帰宅が遅くならないよう、無事故で健康第一の前進をお願いします。
 ともあれ、「聡明」であることが「幸福」の条件である。悪縁に振り回されることなく、賢く毅然と、尊き使命の道を歩み抜くのだ。
自分らしく あなたらしく
 「御義口伝」には、「自身の内なる妙法を悟って、自身の宮殿に入るのである。南無妙法蓮華経と唱えていくことは、自身の宮殿に入っていくのである」(御書787㌻、通解)と仰せである。
 広宣流布に生きゆく皆さん自身の心に、幸福の大宮殿が晴れ晴れと広がっている。
 人と比べて落ち込む必要など全くない。心ない悪口を言われようと、一喜一憂せず、自分らしく凜として生きることだ。  「桜梅桃李」ゆえに、人は人、自分は自分である。どこまでも信心で、わが生命を磨き、あなたらしく輝きを敦っていくことだ。
仲良きところに幸福がある
 戸田先生は、女子部の友に語られた。
 「鎖の輪は、一つ一つガッチリと組み合って、切れることがない。人間も同じだ。心強き一人ひとりが、固く手を結べば、広宣流布は必ず進む。人と人との輪を作りなさい」と。
 一人は気ままなようで、わびしい。境涯も深まらないし、可能性も閉ざされてしまう。
 人を幸福にする人が、幸福である。
 人を喜ばせゆく人が、喜びに包まれる。
 だからこそ、伸び伸びと心を開いて、善き友人、善き同志、善き先輩に触れ、深き友情のスクラムを築いていこう!
  華陽姉妹の皆さんは、お父さん、お母さんを大切に! 友と友との仲良き人華《にんげ》の花園を、地域へ職場へ、社会へ世界へと、朗らかに咲き薫らせていっていただきたい。