【第21回】 行学錬磨の有意義な夏を(2014.8.2)

然れども此等の人人には・ゆづり給はずして地涌の菩薩に譲り給へり、されば能く能く心をきた《鍛》はせ給うにや(四条金吾殿御返事、1186㌻)
通解 しかしながら、仏はこれらの人々(舎利弗や迦葉、観音や妙音等の菩薩)には妙法を譲られないで、地涌の菩薩に譲られたのである。ゆえに、これら地涌の菩薩は、よくよく心を鍛えておられたのであろう。
同志への指針
 大聖人は断言なされた。
 なぜ釈尊は、地涌の菩薩に付嘱したのか。それは、地涌の菩薩が心を強く鍛えていたからである、と。心を鍛えずして、悪世末法広宣流布を成就することはできない。
 創価学会も、この精神のままに行学錬磨に励んできた。とりわけ夏の鍛錬は牧口先生以来の伝統である。
 張りのある勤行からスタートし、有意義な成長の夏に!