【第22回】油断排し、絶対無事故で  2014.8.6

家へかへらんにはさき《前》に人を入れてと《戸》のわき《側》はし《橋》のした《下》むまや《厩》のしり・たかどの《高殿》一切くらきところを・みせて入るべし(四条金吾殿御返事、1175㌻)
通解 家に帰る時には、先に人を館《やかた》に入れて戸の脇、橋の下、馬小屋の後ろ、高楼《こうろう》など、いっさい暗い所を見させてから入りなさい。
同志への指針
 大聖人は、敵に付け狙われている四条金吾に、幾度も繰り返し注意なされた。? その御注意は一つ一つ具体的であり、これほどまでにというほど、こまやかである。これが「百千万億倍・御用心」という信心の姿勢である。? 「このぐらい」とか、「いつもこうだから」などの、心の隙や慢心を排したい。
 絶対無事故で、悔いなき価値の日々であれ!