【第32回】共々に教学研鑽の汗を(2014.10.9)

 各各互《たがい》に読《よみ》聞《き》けまいらせさせ給え、かかる濁世には互につねに・いゐあわせてひまもなく後世《ごせ》ねがわせ給い候へ(法華行者逢難事、965㌻)
通解 (わが門下たちは)おのおの互いに読み、聞かせてさしあげなさい。このような濁世には、互いに常に話し合って、ひまなく後世を願うようにしなさい。
同志への指針
 御書は生老病死の苦悩を乗り越え、常楽我浄の道を開く大哲理の一書である。
 皆で共に御書を拝し、学び、語る。学会の教学は、民衆による未曽有の大研鑽運動だ。
 「幸福の博士」「励ましの博士」「人間学の博士」「生命の博士」「平和の博士」を無数に生み出している。
 教えてくれる方々への感謝も忘れず、さらに共々に「行学の二道」に励みたい。