【第33回」 平和の使命を果たし抜け (2014.10.16)

玄義に云く「若し此の法に依れば即ち天下泰平」と、此の法とは法華経なり法華経を信仰せば天下安全たらむ事疑有る可《べ》からざるなり(御義口伝、786㌻)
通解 天台大師は法華玄義に「もし、この法を根幹としていくならば、天下は泰平となる」と述べている。天台のいう「この法」とは妙法蓮華経である。この妙法蓮華経を信仰するならば、世界は平和になっていくことは疑いないのである。
同志への指針
 平和は万人の願いだ。その希求に応えゆく確固たる大哲学こそ、仏法なのである。
 この御文に先立って、妙法は「一切衆生をたぼらかさぬ秘法なり」とも仰せだ。
 我ら創価の使命は、「立正安国」即「恒久平和」の実現である。生命尊厳の思想を世界に弘め、人類の生存の権利を守り抜け!──この恩師の遺訓を、後継の青年たちと断じて実現しゆくのだ。