【第37回】  勇敢に笑顔で仏縁を結べ  (2014.10.13)

列島の津々浦々で、伝統の支部総会、地区やブロックの総会が、有意義に行われている。
 開かれた創価の集いは、地域を照らす希望の光だ。心の氷が解け、信頼の水かさが増す。身近なつながりが強くなれば、いざという時の安全地帯となる。
 相手がどうあれ、勇敢に、笑顔で、自分から声を掛け、仏縁を広げていきたい。その模範こそ婦人部の皆様である。
 人のために──ここに生き甲斐が光る。生きる力と喜びが湧く。人間革命していける。
 御書には、「喜とは自他共に喜ぶ事なり」(761㌻)と仰せである。
 自分だけでなく、人も幸福にしていくのが、本当の喜びであり、信心のすごさである。相手のことを思い、祈る真心は、いつか必ず通じるものだ。
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 スポーツでも、ピアノでも、常に、たゆまず、修練していると、力が磨かれる。折伏も、できるときにやっておくことだ。その福徳で、一家も子孫も守られる。
 妙法を褒めたたえていけば、それが立派な下種となる。
 この世に生をうけ、たった一言でも仏法の偉大さを語れることは最高の栄誉だと感謝して、誇りをもって話していけばいい。
 対話こそ未来を変える道だ。
 戸田先生は言われた。
 「これからは対話の時代になる。君もこれから、一流の人間とどんどん会っていくことだ。
 人と語る ということは、 人格をかけて戦う ということであり、それがあってこそ、真の信頼を結び合えるんだよ」
 師の言葉を胸に、私は世界中で平和への語らいを重ねた。
 礼儀と教養を大事にしながら、一切無事故で、心通う対話のドラマを繰り広げようではないか。