【第34回】 今いる場所こそ寂光土 (2014年11月5日)

今(いま)日蓮等の類(たぐ)い南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住処(じゅうしょ)は山谷曠野皆寂光土(せんごくこうやみなじゃっこうど)なり(御義口伝、781ページ)
 
通解
 いま南無妙法蓮華経と唱える日蓮とその門下の住むところは、それが山であり、広野であっても、全て寂光土(仏国土)である。
 
同志への指針
 現実を離れて仏法はない。自身の生活の中で、人間革命し、宿命転換し、幸福になっていくための信心である。一切の労苦に無駄(むだ)はない。
? 家庭や地域で、そして社会の荒波の中で、歯を食いしばって奮闘する婦人部・壮年部の皆様に、私は最敬礼し、心からのエールを送りたい。
?  皆様こそ、「娑婆即寂光(しゃばそくじゃっこう)」の尊き実践者であり、仏国土建設の勇者なのである。