【第35回】師弟の絆は三世に輝く(2014年11月14日)

 過去無量劫(かこむりょうこう)より己来(このかた)師弟の契約有りしか、我等(われら)末法濁世(まっぽうじょくせ)に於て生(しょう)を南閻浮提(なんえんぶだい)大日本国にうけ・忝(かたじけな)くも諸仏出世の本懐(ほんかい)たる南無妙 法蓮華経を口に唱へ心に信じ身に持(たも)ち手に翫(もてあそ)ぶ事・是(こ)れ偏(ひとえ)に過去の宿習(しょくじゅう)なるか 
(最連房御書1340ページ)
 
通解
 過去世の計り知れない昔から今日に至るまで、師弟の約束があったのであろうか。私たちが末法濁世において、生を南閻浮提の大日本国に受け、ありがたくも諸仏出世の本懐である南無妙法蓮華経を口に唱え、心に信じ、身に持ち、手に大切に持つことができるのは、ひとえに過去の宿習であろうか。
 
同志への指針
  広宣流布の師弟は、三世の約束である。いかなる魔軍も絶対に破ることはできない。
 大聖人に直結する師弟であればこそ、創価学会は一切の三障四魔、三類の強敵に打ち勝ち、世界広宣流布を開くことができた。84年の大闘争は師弟勝利の歴史である。
 これからも永遠に、師弟という人間性の尊極の魂の結合によって、民衆の凱歌の叙事詩を綴りゆくのだ。