【第49回】理想の寂光土を今ここに 2015-2-24

法華涅槃(ねはん)を信ずる行者は余処(よそ)に求む可(べ)きに非(あら)ず此(こ)の経を信ずる人の所在の処(ところ)は即(すなわ)ち浄土なり(守護国家論、72㌻)
 
〈通解〉 法華経・涅槃経を信じる行者は、他の所に浄土(清浄な国土)を求めるべきではない。この経を信じる人のいる所がそのまま浄土なのである。
 
~同志への指針~
 
理想と幸福の寂光土はどこか遠くにあるのではない。「今ここ」に築くものである。
環境を嘆いても変わらない。妙法を実践する人は、家庭も地域も職場も、必ず希望と幸福の方向へ輝かせていくことができる。
我らは「立正安国」の旗高く、誓いの天地に「友情の花」「福徳の花」を爛漫(らんまん)と咲かせていきたい。そこに浄土があり、仏国土があるからだ。