【第54回】威風堂々と正義の道を (2015-4-14)

敢(あえ)て日蓮が私曲に非ず只(ただ)偏(ひとえ)に大忠を懐(いだ)く故に身の為に之を申さず神の為・君の為・国の為・一切衆生の為に言上(ごんじょう)せしむる所なり
北条時宗への御状、170㌻)
 
〈通解〉 これは日蓮の身勝手な邪見ではない。ただひとえに大忠を懐くゆえであって、自身のために申すのではない。神のため、君のため、国のため、一切衆生のために申し上げるのである。
 
~同志への指針~
 
日蓮大聖人は、ただただ、世界の平和と一切衆生の幸福を願われ、「立正安国」の大闘争を貫かれた。
私たちの社会への貢献は、この大聖哲の御精神をそのまま受け継ぐものだ。ゆえに、仏の力が出ないわけがない。諸天が守らないわけがない。
万人が求めてやまない、人間共和の世界を築く挑戦だ。威風も堂々と、誇り高く正義を語り抜こう!