2015-06-29から1日間の記事一覧
不屈なる 歴史を創りし 不二の友 新生の花 三世に薫らむ 北国(きたぐに)の春は、厳しい冬を勝ち越えた喜びが、弾けるように花開く。 福島県・三春町(みはるまち)の「三つの春」という町名の由来には、 “梅、桃、桜が一斉に咲き薫る" との伝承があると伺…
厳しい寒さの中、春告草(はるつげぐさ)の名のごとく、百花に先駆けて、凜然(りんぜん)と梅の花が咲き始めた。 「冬は必ず春となる」(御書1253㌻、「妙一尼御前御消息」)との御聖訓が、北国の健気(けなげ)な同志の姿とともに、ひとしお胸に迫る。 2…
「SGI」40周年に誓う 人類の平和へ 盟友《とも》よ踊り進もう! 一人立つ勇気を 一人に希望の励ましを 歌は躍進の力である。青年の歌声の湧くところ、希望が高鳴る。 歌は友情の絆である。民衆の歌声の響くところ、平和が広がる。 新春、九州の若人が歌い…
修利槃特(すりはんどく)と申すは兄弟二人なり、一人もありしかば・すりはんどくと申すなり、各各(おのおの)三人は又かくのごとし一人も来(きた)らせ給へば三人と存じ候なり (転重軽受法門、1000㌻) 〈通解〉 (釈尊の弟子の)修利槃特というのは、兄…
人是(これ)を用ひず機に叶はずと云(い)へども強(し)いて法華経の五字の題名(だいみょう)を聞かすべきなり、是ならでは仏になる道はなきが故なり (法華初心成仏抄、552㌻) 〈通解〉 人が用いず、機根に合わないといっても、強いて法華経の五宇の題…
曼陀羅(まんだら)と云(い)うは天竺(てんじく)の名なり此(ここ)には輪円具足(りんえんぐそく)とも功徳聚(くどくじゅ)とも名(なづ)くるなり、此(こ)の御本尊も只信心の二字にをさまれり以信得入(いしんとくにゅう)とは是(これ)なり (日女…
李広(りこう)将軍と申せし・つはものは虎に母を食(くわ)れて虎に似たる石を射しかば其(そ)の矢羽(は)ぶくらまでせめぬ、後(のち)に石と見ては立つ事なし (四条金吾殿御返事、1186㌻) 〈通解〉 昔、中国の李広将軍という武将は、虎に母を食い殺さ…
釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入(い)りかはり我を助け給へと観念せさせ給うべし (弥三郎殿御返事、1451㌻) 〈通解〉 “釈迦仏・多宝仏・十方の仏よ、集い来って、わが身に入りかわり、我を助けたまえ” と祈念しなさい。 ~同志への指針~ 広宣…
敢(あえ)て日蓮が私曲に非ず只(ただ)偏(ひとえ)に大忠を懐(いだ)く故に身の為に之を申さず神の為・君の為・国の為・一切衆生の為に言上(ごんじょう)せしむる所なり (北条時宗への御状、170㌻) 〈通解〉 これは日蓮の身勝手な邪見ではない。ただ…
御いのりの叶い候(そうら)はざらんは弓のつよ(強)くしてつる(弦)よはく・太刀(たち)つるぎ(剣)にて・つかう人の臆病なるやうにて候べし、あへて法華経の御とがにては候べからず (王舎城事、1138㌻) 〈通解〉 祈りが叶わないのは、弓が強いのに…
設(たと)い業病(ごうびょう)なりとも法華経の御力(おんちから)たのもし、阿闍世(あじゃせ)王は法華経を持(たも)ちて四十年の命をのべ陳臣(ちんしん)は十五年の命をのべたり (富木尼御前御返事、975㌻) 〈通解〉 たとえ業病であっても、法華経…
6月は、雨が多い季節です。雨のなかでも、明るく咲いているのがアジサイの花です。 アジサイには「元気な女性」という花言葉があります。花々が生き生きと仲良く集まった姿は、いつも元気なお母さんたちのようだね。 アジサイの花の色は、何色に見えますか…
私は、5月が大好きです。 大空にも、大地にも、草木にも、そして少年少女のみなさんの心にも、生命のエネルギーがみなぎる季節だからです。 この希望あふれる5月には、大事な記念日があります。 一つは、創価学会の「お正月」というべき、5月3日の「創価…
新入生のみなさん、晴れの入学おめでとう! 進級したみなさんも、おめでとう! 新1年生は今、「友だちできるかな?」「どんな勉強をするのかな?」と胸がドキドキしていることでしょう。不安なことや、心配なこともあるかもしれません。 でも、みんな大丈…
卒業するみなさん、おめでとう! 6年間、よくがんばったね。 みちがえるように、りっぱに成長したみなさんに、私は、ご家族とともに大拍手を送ります。 みなさんを、おうえんしてくださった学校の先生方にも、感謝を忘れないでいこうね。 私も、お世話にな…
山本伸一は、梅園新村記念館を見学しながら、妻の峯子に言った。 「中国の改革のために奔走された周総理と鄧穎超先生が、一緒に過ごされた時間は、世間一般の夫婦と比べれば、決して長くはなかったはずだ。 しかし、互いに、深い愛情と尊敬、信頼で結ばれて…