【第58回】 心一つに広布へ! 2015-05-14

修利槃特(すりはんどく)と申すは兄弟二人なり、一人もありしかば・すりはんどくと申すなり、各各(おのおの)三人は又かくのごとし一人も来(きた)らせ給へば三人と存じ候なり
(転重軽受法門、1000㌻)
 
〈通解〉 (釈尊の弟子の)修利槃特というのは、兄弟二人の名前である。(兄弟のうち)一人だけいても、 『すりはんどく』 と呼ばれたのである。あなた方三人(大田左衛門尉(おおたさえもんのじょう)、曾谷入道(そやにゅうどう)、金原法橋(かなはら ほっきょう))もまた、これと同じである。一人でも来られたならば、三人(一緒に)来られたと思うのである。
 
~同志への指針~
 
日蓮大聖人は、3人の門下が心一つに進む姿を、こよなく称賛された。兄弟姉妹の如く、皆で支え合い、励まし合う。これが、我ら創価家族の和楽の世界である。仲良く、どこまでも仲良く! ここに無量無辺の功徳は輝き渡る。
広宣流布の前進は、異体を同心とする「団結」から生まれるのだ。共々に力を合わせ、新たな凱歌の歴史を綴(つづ)りゆこうではないか!