【第53回】創価とは勇者の集いなり (2015-3-30)

 
御いのりの叶い候(そうら)はざらんは弓のつよ(強)くしてつる(弦)よはく・太刀(たち)つるぎ(剣)にて・つかう人の臆病なるやうにて候べし、あへて法華経の御とがにては候べからず
王舎城事、1138㌻)
 
 〈通解〉 祈りが叶わないのは、弓が強いのに弦(つる)が弱く、太刀や剣(つるぎ)があっても使う人が臆病なようなものである。決して法華経の失(とが)によるものではない。
 
~同志への指針~
 
勇気ある信心に勝る力はない。弓を引き絞って的を射るように、強盛に祈るのだ。宝剣を堂々と掲げて魔を断ち切り、勇敢に動くのだ。
創価とは勇者の集いなり。わが誉れの同志が「勇気」の二字で妙法の絶対の功徳力を湧現してきたゆえに、今日の世界広布の大発展がある。
臆さず、惑わず、祈りきり、語り抜こう! 不屈の実践に諸天の加護は厳然である。