【第2回】  信心は三世永遠の希望の光   (2015.1.17)

 今、全世界の同志が喜々として広宣流布大誓堂に集い来る。
 その求道の友は、一昨年秋の落成以来、104カ国・地域に及ぶ。本当に尊いことである。
 「世界広布新時代 躍進の年」の年頭に当たり、私も広宣流布大誓堂で勤行・唱題した。全同志の健康・幸福・勝利を深く祈念するとともに、阪神・淡路大震災から20年を迎え、亡くなられた方々に追善回向の祈りを捧げた。
 生命は永遠である。題目の光は全宇宙に届く。太陽の仏法は全人類を照らし、いかなる宿命をも転換していける。
 日蓮大聖人は、家族を亡くされた婦人に「同じ妙法蓮華経の種を心に・はら《孕》ませ給いなば・同じ妙法蓮華経の国へ生れさせ給うべし」(御書1570㌻)と仰せになられた。
 妙法の同志は、生死を超えて一体である。今、皆様が、友のため、社会のため、希望を胸に、一歩一歩進みゆく姿を、故人もきっと喜び見つめておられるにちがいない。
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 人生は幸福になるための戦いだ。学会は、一番苦しんでいる人、一番悲しんでいる人を、最大に大事にしていくのだ。
 何があっても負けてはいけない。張りのある勤行・唱題で、あらゆる障魔を打ち破っていくのである。今は、つらいことや悲しいことがあっても、信心さえ忘れなければ、将来、必ず勝ち越え、悠々たる境涯になる。
 楽しく、賑やかに、女子部の「ロマン総会」も始まった。戸田先生は女子部の友に「振る舞いによって、仏法を理解させていけばいいんだよ」と大誠実の励ましの心を教えられた。人間が最も人間らしく輝き、対話を交わし、友情と信頼を結びゆくのが、広宣流布である。
 皆のお陰で不思議な「時」を迎えている。忙しくてまた苦労をかけるけれども、日本のため、世界のために、断固、戦おう! ともどもに新しい歴史をつくってまいりたい。