【第4回】 道を開け!法華経の兵法で   (2015.2.1)

いよいよ新時代の2月闘争が始まった。
 今年は、戸田先生の生誕115周年。私の胸には、厳しくも温かい恩師の声が響く。
 ある時、対話拡大に走る同志を、こう励ましてくださった。
 「仏法の話をして、誰も話を聞いてくれなかったとしても、諸天善神が聞いてくださっているよ。あなたを必ず護る」
 誰が見ていなくとも、御本仏が御照覧である。
 広布のための、どんなささいな努力も、苦労も、諸天は見逃さない。仏法の因果の理法は、絶対であるからだ。
 いかなる立場になろうとも、真剣に、誠実に、師弟の誓願に生き抜く。そう決めれば、恐れるものはない。
 三世の生命から見れば、権威や名声も、はかないものだ。
 信心で戦い、友を救い、人を育てた歴史こそが、永遠に光り輝く。
 何があっても、「これで、もっと題目があげられる」と喜び勇んで前進すれば、全ては無量の福運に変わる。
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 人生も、社会も、現実は変化の連続だ。ゆえに肝心なことは、状況に応じて、時を逃さず、どう先手を打っていくかである。
 仏法では、「随縁真如の智」と説く。幸福と勝利に必要な智慧11それは、題目をあげ、広布の最前線に飛び込む中で、湧き上がってくる。
 所詮は、自行化他の実践以外にない。
 「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(御書1192㌻)との御聖訓をわが生命に刻み、新しい智慧、新しい行動で、勇敢に、全ての勝利の道を開こうではないか。
 そして誉れある我らの天地に、新時代の広布の金字塔を、晴れ晴れと打ち立てよう!