【第5回】 王者の心で! わが勝利劇を  (2015.2.7)

 日蓮大聖人の御生誕の月であり、戸田先生の誕生月でもある2月、かけがえのない一日一日を勇気凛々(りんりん)と前進したい。
 真の充実は、自他共の幸福を築く行動にある。ゆえに、学会活動にかなうものはない。
 「南無妙法蓮華経歓喜の中の大歓喜」(御書788㌻、「御義口伝」)と仰せの通りだ。広布の人生にこそ、最高の喜びは光る。
 わが青春は、激戦を越えて、師匠に勝利の報告をすることが、無上の光栄であった。2月闘争も、師弟一体の勝利劇だ。
 きょうも師と共に!――これほど尊く、楽しく、生きがいに満ちた人生の軌道はない。
 戸田先生は叫ばれた。
 「この信心をして幸福にならないわけがない。
 心は王者でいきなさい。
 創価学会の名誉ある一員として誇りも高く生き抜きなさい」
 戦いの中で後継は育つ。皆、偉大な福運と使命があるのだ。
 どんどん人と会い、心豊かに学び、友情を広げていきたい。
 勢いよく飛び出して、境涯を開くのだ。
 全ては、仏になるための修行であり、「今生人界の思出」(同467㌻、「持妙法華問答抄」)となる。
 何があっても、妙法に生きる人は、「転重軽受」で軽く受けている。必ず「変毒為薬」していける。
 御聖訓に「我等が居住して一乗を修行せんの処(ところ)は何(いず)れの処にても候へ常寂光の都為(た)るべし」(同1343㌻、「最蓮房御返事」)と仰せだ。どんな場所であれ、状況であれ、悠然と題目を唱え、わが使命を果たしていくのだ。一切を希望と幸福の方向へ変えていくのだ。これが創価の師弟である。
 わが友よ、信心で勝ちゆけ!
 寒い日が続く。皆、体を大事にして、健康第一で、絶対無事故であっていただきたい。