2015-09-15 【第64回】 大歓喜の生老病死の人生を (2015.8.27) 御書とともに Ⅱ #練習用 四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身の塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併(しかしなが)ら四徳の香(か)を吹くなり (御義口伝、740㌻) 〈通解〉 (宝塔の)四つの面とは生老病死のことである。この四つの相をもって、我らの一身の生命の宝塔を荘厳するのである。我らが生老病死に当たって、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そのまま常楽我浄の四つの徳の香りを吹き薫らせているのである。 ~同志への指針~ 「生老病死」は誰人(たれびと)も避けられない人生の実相である。その打開のために仏法は説かれた。万人が「常楽我浄」の境涯を開きゆける道である。 妙法と共に生きる人生に恐れるものはない。題目を唱える我らには、老いも病も死も生命の宝塔を荘厳する尊い宝となり、歓喜の劇となる。 この人類を包む究極の希望の香風(こうふう)を、いやまして広げゆこうではないか!