【第19回】障魔を打ち破って進め (2016.6.14)

生死をいで仏にならむとする時には・かならず影の身にそうがごとく・雨に雲のあるがごとく・三障四魔と申して七の大事出現す(三沢抄、1487㌻)
 
(通解) 
生死を出離して仏に成ろうとする時には、必ず影が身に添うように、雨の時に雲があるように三障四魔といって七つの大きな障魔が現れてくるのである。
 
同志への指針
広宣流布の前進とは、常に障魔との戦いの中にある。魔の本性を鋭く見破り、立ち上がるのが仏の智慧である。
ゆえに障魔を越えてこそ、広宣流布は拡大する。自身の人間革命もできる。正法を実践して競い起こる難は、全て一生成仏の推進力となる。
「なぜ自分が」などと嘆く必要はない。「今こそ宿命転換の好機なり」と、勇気ある信心で断固と打ち勝っていくのだ。