【第34回】 多宝の父母のご多幸を祈る (2016.9.29)

国も・へだたり年月もかさなり候へば・たゆむ御心もやとうたがい候に・いよいよ・いろをあらわしこうをつませ給う事・但一生二生の事にはあらざるか  (国府入道殿御返事、1323ページ)
 
(通解)
(身延と佐渡は)国も遠く隔たり、(私〈大聖人〉が佐渡を離れてから)年月も重なっているので、弛む心もあるのではないかと心配していたが、(あなた〈国府尼〉が)いよいよ強盛な信心の姿を表し、功徳を積まれていることは、ただ一生、二生だけの浅い縁ではないのであろう。
 
同志への指針
遠く離れようとも、大聖人との心の絆を胸に、佐渡国府尼は、仲良き千日尼たちと共に信仰を貫き通した。
創価の尊き多宝の父母も同じである。幾たびの嵐を耐え抜き、全てをなげうって共に戦ってくださった。
ついに今、夢に見た壮大な一閻浮提広布の新世界が現れている。わが大長者の皆さまに、ますますの長寿と大福徳あれ! どうか、お達者で!