【第7回】 いざ爛漫と創価桜の道を (2017.3.27)

師弟誓願の3月から「4・2」「5・3」へ、我ら創価は勝利のリズムで進む。総本部の青年桜も開花し、各地から集われる尊き友が笑顔で仰ぐ季節となった。
年々歳々、「冬は必ず春となる」との希望の劇を宝友と飾りながら、恩師・戸田城聖先生の祥月命日(しょうめいにち)を迎えられることに感無量である。
アメリカSGIの初代から第4代まで歴代の婦人部長・書記長たちも、仲睦(なかむつ)まじく来日された。
世界広布の道なき道を、共々に開いてくれたパイオニアである。
妻と一緒に懐(なつ)かしい再会をすることができた(25日、戸田記念国際会館で)。
皆、健康長寿と幸福和楽の実証を示しながら、姉妹のように、母娘のように、麗(うるわ)しく後輩を慈(いつく)しみ、人材の流れを築いてくれている。
アメリカは大勝利します!」との若々しい心意気が、何より嬉しかった。
全世界に輝き広がる創価家族の功徳満開の晴れ姿を、恩師もどれほどお喜びくださるであろうか。
 
日蓮大聖人は門下の先駆(せんく)の功労(こうろう)を讃(たた)えられ、「国中の諸人(しょにん)・一人・二人・乃至千万億の人・題目を唱うるならば存外(ぞんがい)に功徳身(み)にあつまらせ給うべし」(御書1241ページ)と仰せになられた。
法のため、友のため、社会のため、苦難に怯(ひる)まず、広布に生き抜く福運は無量だ。時とともに、いやまし光る。
学会活動には、何一つとして無駄(むだ)はない。
あらゆる苦労が、最極の「今生人界(こんじょうにんかい)の思出(おもいで)」となり、自身と一家眷属(けんぞく)の「人間革命」の力となる。
さらには愛する地域と国土の「立正安国」へとつながっていくのだ。
 
法華経には「日月(にちがつ)の光明(こうみょう)の 能(よ)く諸(もろもろ)の幽冥(めみょう)を除くが如く 斯(こ)の人は世間に行じて 能く衆生の闇(やみ)を滅(めっ)し」(法華経575ページ)と。
苦悩の絶えない社会にあって、生命尊厳の大哲学を持ち、希望と勇気の光を送りゆく地涌の友の使命は、いかに大きく誇り高いか。
“どうすれば組織が盛り上がるか”と悩む青年を、私は励ましたことがある。
――君自身が燃えていればいいんだよ。一人の信心が、一人の成仏が、最後には全てを変えるんだから、と。
一人から一切は始まる。自分が太陽となれば、いかなる闇も消え去るのだ。
今の祈りと行動が種となって、必ず勝利の花を咲かせる。生き生きと友情と仏縁を広げ、いざ爛漫(らんまん)と創価桜の道を開きゆこう!