【第86回】 いかなる障魔も吹き飛ばせ (2017.10.5)

『種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用ちいじとなり、其の外の大難・風の前の塵(ちり)なるべし』  ​​​​​​​(開目抄、232ページ)
 
〈通解〉
(誘惑や脅しなど)種々の大難が出てきても、私の正しい法義が智者に破られることがない限り、決して受け入れることはない。
それ以外の大難は、私にとっては風の前の塵のような、とるに足(た)りないものである。
 
同志への指針
御本仏は命にも及ぶ大難・佐渡流罪の中で、民衆の生命を「宝塔」と輝かせ、留難の地も寂光土へ転じられた。
この大境涯に連なり、勝利島部など地域本部をはじめ、わが同志は、試練を勝ち越え、信頼を広げてきた。
我らには、何ものにも破られざる正義の大哲理がある。いかなる障魔も塵の如く吹き飛ばし、地域に社会に「平和の柱」を打ち立てるのだ。