【第88回】 嵐に不動の鍛えの信心で (2017.10.19)

きたはぬ・かねは・さかんなる火に入るればとくとけ候、冰をゆに入るがごとし、剣なんどは大火に入るれども暫くはとけず是きたへる故なり  (四条金吾殿御返事、1169ページ)
 
(通解)
鍛えられていない鉄は、燃え盛る火に入れれば、すぐに溶けてしまう。
それは、氷を湯に入れたようなものである。
剣などは、大火に入れても、しばらくは溶けない。
これは、鍛えられているからである。
 
同志への指針
わが門下は鍛え抜いた宝剣なり! 試練の炎にも怯むことなかれ!これが御本仏の烈々たる師子吼であられる。
「仏法は勝負」だ。断じて負けない金剛不壊の生命を発揮する信仰なのだ。
ひたぶるに仏道修行に徹しゆく人は、「ここぞ」という時に、必ず絶対勝利の実証を示せる。
創価の青年は、何ものにも翻弄されぬ「世雄」(社会の英雄)と勝ち光れ!