青春勝利の大道 第20回 未来を創る躍進の夏

第20回    未来を創る躍進の夏


「従藍而青」の後継の誉れ

 いざ人材の躍進(やくしん)の夏が来た。
 尊(とうと)き創価の父母の期待に応えんと、わが男女青年部が、折伏に、教学に、さらに未来部育成に金の汗を光らせてくれている。
 日蓮大聖人は、若き南条時光(なんじょうときみつ)の成長を、「あいよりもあをく(青は藍より出でて藍より青く=従藍而青)」(御書1554ページ)と讃えられた。後継の若人(わこうど)たちが陸続(りくぞく)と育(そだ)ちゆくことを、御本仏が何よりも喜んでくださる。
 広布の前途は未来部で決まる。無限の可能性を秘(ひ)めた宝の未来部を、皆で一段と応援(おうえん)し、激励(げきれい)していきたい。
 「従藍而青(じゅうらんにしょう)」の愛弟子(まなでし)たちよ、兄弟姉妹のように仲良く明るく、共に学び、共々に伸びゆけ!

一騎当千の人材を育てよう

 少子化の時代だ。だからこそ、「一人」をより大切に育(そだ)てよう。
 一騎当千(いっきとうせん)の人材が立ち上がれば、千倍の拡大に匹敵(ひってき)する。
     
 未来部は、多感(たかん)な悩(なや)む年代である。信心の確信(かくしん)に満ちた励(はげ)ましが、心の支(ささ)えとなる。
 御聖訓に、「ほむれば弥功徳(いよいよくどく)まさる」(同1242ページ)と仰せである。
 誉(ほ)めることが大事である。
 どんな小さなことでも、良い点を見つけ、誉めていく。そこで生まれた自信が、どれほど大きな力となるか計(はか)り知れない。

「あの時の励ましがあったから」と言われるような、希望の劇をつくろう! 青年部・未来部は、全員が「法華経(ほけきょう)の命を継(つ)ぐ人」(同1169ページ)なのだから!
(2017年7月19日付 創価新報