池田大作先生が贈る 青春勝利の大道 第21回 生命磨く鍛えの日々を

第21回   生命磨く鍛えの日々を

朝の勤行が勝利のリズム
 伝統の教学試験に向け、若人の求道が、何と凜々(りり)しいことか。受験者を応援してくれるスクラムも尊(とうと)い限りである。
 夏は青年の鍛(きた)えの季節。清々しい朝の勤行に挑戦しよう!
 そこに、きょう一日を勝ち切っていくリズムがあるからだ。たゆまぬ価値創造の日々に、「信心即生活」の真髄(しんずい)がある。
 今回の試験で学ぶ御聖訓には、「口(くち)に妙法をよび奉(たてまつ)れば我が身の仏性(ぶっしょう)もよばれて必ず顕(あらわ)れ給(たま)ふ、梵王(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)の仏性はよばれて我等(われら)を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ」(御書557ページ)と仰せである。
 さあ、妙法の旭日(きょくじつ)を生命に輝かせ、攻(せ)めゆく青春であれ!

友情のドラマを爽快に
 戸田先生は「開かれた青年たれ!」と言われ、「どんどん人と会い、人と対話せよ! 人の心をつかみ、味方をつくれ! 全てが自分自身の訓練(くんれん)となり、財産(ざいさん)となる」と励まされた。
 窮屈(きゅうくつ)に考えなくてよい。ありのままの自分で、誠実に語っていけば、真心は通ずる。仏縁(ぶつえん)が必ず結ばれる。
 今、世界の青年が、仏法の哲理を求めている時代である。自信満々と朗らかに、自らの体験を伝えていくことだ。座談会など学会家族の人間共和の世界へ、いざなっていくことだ。
 創価の青年らしく、自らの境涯を大きく開き、新しい友情のドラマを爽快(そうかい)に創ろう!
(2017年 8月2日付 聖教新聞