青春勝利の大道 第25回 異体同心は 無敵の力なリ

第25回 ​異体同心は 無敵の力なり​

前進のスクラムの要たれ

 御聖訓には、「日蓮が一類(いちるい)は異体同心(いたいどうしん)なれば人人すくなく候(そうら)へども大事を成(じょ)じて」(御書1463ページ)と仰せである。
 苦楽(くらく)を分かち、仲良く励まし合い、連携(れんけい)を迅速(じんそく)に取る—。 この「異体同心」の信心の団結に、無敵の力が脈打(みゃくうつ)つのだ。
 麗(うるわ)しきスクラムの要(かなめ)は、青年リーダーである。広布のリズムの中で、宝友(ほうゆう)が前進できるように、一人ひとリに光を当て、祈り抜いていくのだ。
「悪は多けれども一善(いちぜん)にかつ事なし」(同ページ)である。  
 御本仏に連なる創価の一善の団結に、恐(おそ)れるものなど断(だん)じてない。
立正安国のために心を合わせ、青春勝利の名指揮(めいしき)を!

「やらんかな」の心意気で

 いざという時に「やらんかな」と勇(いさ)み立つ生命は、金剛不壊(こんごうふえ)の仏(ほとけ)の大境涯を開くことができる。大変だからこそ、大きく 「心の財(たから)」が積まれるのだ。
 戸田先生は、「広布の戦いは、皆が最後は『本当に楽しかった』と言えるまでやり通すのだ」と教えてくださった。
何事も、中途半端(ちゅうとはんぱ)では喜びはない。一念(いちねん)を定(さだ)めて祈り切り、 ベス卜を尽くして走り切る中で、人間革命できるのだ。
「始(はじめ)よリ終(おわ)りまで弥(いよいよ)信心をいたすべし」「信心の歩(あゆみ)を運ぶべし」(同144ページ)である。
 社会のため、未来のため 楽しく朗(はが)らかに動き語り、共々に栄光の峰(みな)を登攀(とうはん)しよう!


(2017年10月4日付 創価新報