青春勝利の大道 第26回 共に人間革命の栄光譜を

第26回 共に人間革命の栄光譜を

勝負は最後の執念で決まる

   戦いは執念(しゅうねん)で決まる。最後の一歩まで、徹(てっ)して攻(せ)め続けた方が勝つ。
 これが歴史の鉄則(てっそく)だ。
「断じて勝つ!」という燃え上がる若き闘魂(とうこん)こそ、勝利の光明(こうみょう)である。勇気ある信心の一念ほど、強いものはない。

 御聖訓には、「教主釈尊(きょうしゅしゃくそん)をうごかし奉(たてまつ)れば・ゆるがぬ草木やあるべき・さわがぬ水やあるべき」(御書1187ページ)と仰せである。
 広宣流布の請願(せいがん)の祈りには、自身を変え、環境を変え、大宇宙をも揺(ゆ)り動かしゆく力がある。臆(おく)してはならない。
 朗(ほが)らかに自信をもって、仏縁拡大(ぶつえんかくだい)に打って出て、正義を語り抜(ぬ)こう!
 使命の青春の晴れ舞台で、人間革命の栄光譜(えいこうふ)を綴(つづ)りゆけ!

我らの目的は全民衆の幸福

 創価学会の目的は何か――。それは、全民衆の幸福であり、平和社会の建設である。戸田先生は関西で叫(さけ)ばれた。
「百年の大計、いな、何千年の平和の大計をたて、もって、日蓮大聖人様の御恩(ごおん)に報(ほう)ずるとともに、民衆万年の幸福を確立することが、創価学会の使命である」と。(大阪・堺支部総会)自分一身の幸福を超(こ)えて、縁(えん)する人々はもとより、遠大な未来の人類の幸福まで勝ち開いていくのが、我らの日々の学会活動なのである。さあ、今日も友のもとへ!
 心通う対話と人間尊敬の振舞(ふる)いで、誰(だれ)もが生きる喜びに輝(かが)く理想の幸福郷を築(きず)くのだ。


(2017年10月18日付 創価新報