【第31回】 新たな人材育成の潮流を (2018.2.7)

「持続の祈り」で勝ち進め
 
全国各地で、男子部大学校の誉(ほま)れの一期生が勇み立った。
天の時に躍(おど)り出た地涌の若人(わこうど)たちは、何と頼もしいことか。   
御聖訓に、「受(う)くるは・やすく持(たも)つはかたし・さる間(あいだ)・成仏は持つにあリ」(御書1136ページ)と。
 
大学校の実践項目には、「持続の祈り」と掲げられている。
基本の勤行・唱題に、たゆまず粘(ねば)り強く挑戦しよう!
わが生命を大宇宙の究極(きゅうきょく)のリズムに合致させて、日々、勝ち進んでいける原動力であるからだ。
何でも遠慮(えんりょ)なく先輩に相談し、一つ一つ朗(ほが)らかに挑みながら、仏法の無量(むりょう)の功力(くりき)を試(ため)してもらいたい。水の流れる如く、不退転(ふたいてん)の青春であれ!
 
「勇気の折伏」で真友を
戸田先生は語られた。
日蓮大聖人の大仏法を信じ実践する、大勢の青年の仲間ができたとき、『広宣流布』即『世界平和』は絶対に実現できる」と。
若き命の可能性は無限大(むげんだい)だ。
いわんや妙法を持った青春に、恐(おそ)れるものなどない。
情熱みなぎる「勇気の折伏」で、「同志と励まし合う」異体同心(いたどうしん)のスクラムで、最極(さいごく)の大理想に生きる真実の宝友(ほうゆう)を一人また一人と広げてくれ給え!
 
日蓮大聖人は、若き南条時光(なんじょうときみつ)に、「とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ」(同1557ページ)と仰せられた。我らの時代に、ここまで戦い切ったという栄光の金字塔(きんじとう)を築(きず)きゆくのだ。