【第41回】 生命尊厳の連帯を広げゆけ (2018.7.5)


”負けじ魂”、を燃やせ​
 
わが青年部の結成の月・7月は、創価の師弟が人権闘争の歴史を刻(きざ)んだ月でもある。
戦時中の弾圧(だんあつ)で、牧口先生と戸田先生が投獄(とうごく)されて75年。
 
「各各(おのおの)師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ」(御書1190ページ)
この御聖訓のままに、私が愛する関西の同志と共に、権力の魔性(ましょう)と戦ったのも7月である。
 
「最後は、信心しきったものが、また正しい仏法が必ず勝つ」 ——青年に託(たく)す負けじ魂(たましい)だ。
自分が強く賢(かしこ)くなることも、 一人一人を大切にすることも、 人権の戦いである。
地域で職場で社会で、生命尊厳(せいめいそんげん)の連帯を広げゆけ!
 
​​「如蓮華在水(によれんげざいすい)」の心で​​
 
宝の女子部の友が、あの地この地で、友情のスクラムを明るく広げてくれている。8日に 「グループの日」を飾る白蓮の乙女たちの躍動も光っている。
 
日蓮大聖人は、「蓮(はす)はきよきもの泥(どろ)よりいでたり」(同1492ページ)と仰せになられた。
青春は、皆、心がれ動き、 悩みも尽きない。しかし、その現実の泥沼(どろぬま)の中からこそ、人間 革命の花は大きく開花する。
 
「因果俱時(いんがぐじ)」に譬(たと)えられる蓮華のように、今の地道な努力が、そのまま未来の幸福勝利へ 直結していくのだ。
わが生命の無限の可能性を信じ、開き、輝かせ、世界の友と桜梅桃李(おうばいとうり)の和楽の舞(まい)を!​