【第46回】 共戦の宝友を讃え励まそう (2018.9.19)

試練の時こそ不屈の団結で
 
地震、台風、豪雨など相次ぐ災害の被災に、改めてお見舞いを申し上げたい。
復興に向け、日々奮闘(ふんとう)してくれている尊き若人たちを、諸天よ護(まも)れと、強盛に祈念している。
恩師・戸田先生は、予想だにしない困難に遭遇(そうぐう)した時こそ、 「固い団結で、乗り越え、乗り越えて進め」と訴えられた。
皆が心を一つに、互いに声を掛け、助け合う。そして皆で、 題目を地域に染(し)みこませ、社会と国土を蘇生(そせい)させていくのだ。 いかなる災難も「心を壞(やぶ)る能(あた)わず」(御書65ページ)である。逆境の中でこそ、無量の「心の財(たから)」 を積める。朗(ほが)らかに励まし合い、 断じて変毒為薬(へんどくいやく)を!
 
賛嘆すれば功徳は増す
 
広布共戦の宝友を心から賛嘆(さんたん)するのが、学会の伝統である。
日蓮大聖人は、「ほめること」 がもつ力用について、「金(こがね)はやけば弥(いよいよ)色まさり剣(つるぎ)はとげば弥利(と)くなる」(同12411ページ)と仰せになられた。
一人の青年がもつ黄金の生命力も、宝剣(ほうけん)の才能も、誠実に褒(ほ)め称(たた)えてこそ、輝きを増す。そこから、歓喜も功德も広がる。
個人指導や家庭訪問の際も、 相手の長所や頑張っている点を見つけ、誉(ほ)めていくのだ。それが、人を敬(うやま)う不軽菩薩(ふきょうぼさつ)の振る舞いにも通ずる。
心の広い温かなリーダーシップで、皆の力を引き出し、共に人間革命の劇を飾ろう!​​​