【第36回】折伏とは勇気の拡大 (2018.9.29)

仏になる法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり (法華初心成仏抄、552ページ)
 
<通解> 
仏になる法華経を耳に触(ふ)れさせるならば、これを種として必ず仏になる。
 
同志への指針
日蓮仏法は「下種仏法(げしゅぶっぽう)」である。
衆生の生命に「仏の種」を下ろすのだ。
相手がすぐに発心(はっしん)しなくとも、必ず花開く時が来る。
その時を呼び寄せるのが、祈りの力である。
誠意と確信を込めて語った分、その声が種となって仏縁(ぶつえん)が結ばれ、福徳が広がる。信頼が生まれ、信用が残る。
ゆえに今日も、勇気凜々(ゆうきりんりん)と対話へ打って出て、友の心の大地に幸の種(たね)を蒔(ま)こう!