2008-06-19から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 共鳴音27 6月19日

ペッチェイ博士との会談を終えた山本伸一と峯子は、会館を隈なく見て回った。 会館には連日、ヨーロッパ各地からメンバーが訪れ、伸一を囲んで懇談会などがもたれてきた。 彼は、陰の力として、それを支えてきた役員をねぎらい、励ましたかったのである。 食…

小説「新・人間革命」 共鳴音26  6月18日

山本伸一とペッチェイ博士との語らいは、実に多くの点で意見の一致をみた。 約束の二時間半は、あっという間に過ぎてしまった。伸一も、博士も、話し合いたいことは、まだまだたくさんあった。 そこで二人は、今後も会談と書簡によって意見交換を続け、将来…

きょうの聖教新聞  2008・6・19

★名字の言 ▼インドのマハトマ・ガンジーが提唱した「怒りの日記」をご存知だろうか。ガンジーな孫のアルン・ガンジー氏が10歳の頃。肌の色を理由に差別と暴力を受ける。「目には目を」と怒りに駆られるアルン少年。この時、ガンジーが勧めたのが「怒りの日…