2013-01-03から1日間の記事一覧

第4回 学会は永遠に御書根本 (2012.3.19付 創価新報)

第4回 学会は永遠に御書根本 (2012.3.19付 創価新報) 青年時代に教学を学べ 「行学の二道をはげみ候べし」(御書1361ページ)である。大切なのは、学び続けることだ。学んだ通りに実践することだ。 たとえ、学んだことを忘れてしまっても、必ず何かが残る…

第3回 法華経の兵法──祈って勝つ!(2012.3.5付 創価新報)

第3回 法華経の兵法──祈って勝つ!(2012.3.5付 創価新報) 祈りから始めよ まず祈ることだ。真剣に祈ることから始めるのだ。なぜ祈るのか。自分を最も強くし、自身の力を最大に出すためである。 日蓮大聖人は「法華経の剣は信心のけなげ(勇)なる人こそ用…

第2回 朗らかに仏法を語れ  (2012.2.14付 創価新報)

第2回 朗らかに仏法を語れ (2012.2.14付 創価新報) 心の大地に幸福の種を 折伏は、勇気である。仏法の偉大さと信心の素晴らしさを、自信満々と語り抜いていくことだ。 日蓮大聖人は、「法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり」(御書552ペ…

2013年 新年メッセージ SGIグラフ

2013年 新年メッセージ SGIグラフ 世界を包め! 異体同心の連帯で 創価学会インタナショナル会長 池田大作 平和と幸福の連帯を大きく広げゆく、我らの「青年学会勝利の年」が晴れ晴れと開幕しました。 新たな1年も、わが誉れの同志の皆様、わが尊き友人の…

大白蓮華 2013年(平成25年)1月号(No.757)

大白蓮華 2013年(平成25年)1月号(No.757) 巻頭言 わが生命に元初の旭日を 創価学会名誉会長 池田大作 人生の充実を勝ち取る秘訣(ひけつ)は、どこにあるか。 名作『母』や『大地』の作者で、障がいのある我が子を育みながら、平和と人道のために行動し…

小説「新・人間革命」 2013年 1月1日 法旗 25

山本伸一は、燃えていた。激しく燃えていた。 この八日間の愛媛県、香川県の訪問で、なんとしても、新生・四国の大前進のスタートを切ろうと思うと、情熱と闘魂が生命の底から噴き上げてくるのだ。 彼は、愛媛文化会館の恩師記念室で、四国総合長の森川一正…

小説「新・人間革命」 2012年 12月29日 法旗 24

午後四時過ぎ、山本伸一は、副会長の関久男、副会長で四国総合長の森川一正らと愛媛文化会館(現在の松山文化会館)に到着した。 伸一は、車を降りると、四国長の久米川誠太郎らに言った。 「今年は四国の年です。どんなに多忙を極めても、何度か、四国に来…

小説「新・人間革命」 2012年 12月28日 法旗 23

教学研鑽の息吹が、求道の炎が、日本全国、津々浦々を包んでいった。 一月十五日の上級登用試験の筆記試験に続いて、二十九日には、任用試験が実施された。 その結果、十一万五千人が合格し、教学部員に登用されたのである。 そして、二月五日には、上級登用…

小説「新・人間革命」 2012年 12月27日 法旗 22

「教学の年」第二年となったこの年、山本伸一は、年頭から教学部に最も力を注いできた。 一月六日には、新春本部幹部会に先立って行われた教学部師範会議に出席した。 師範は、一九七一年(昭和四十六年)に設けられたもので、教学力、実践力に優れ、教学の…

小説「新・人間革命」 2012年 12月26日 法旗 21

第二東京本部の婦人部勤行会で山本伸一は、こう話を結んだ。 「先行きの見えぬ社会であり、人びとの不安は広がり、何が起こるかわからない時代の様相を呈しています。 しかし、強盛な祈りがあれば、何があっても、必ず変毒為薬していくことができる。 信仰と…

小説「新・人間革命」 2012年 12月25日 法旗 20

語るにつれて、山本伸一の言葉は、勢いづいていった。 「次に、御本尊の力を実感していくうえでも、祈念は具体的であることです。 また、日々、唱題の目標を決めて、挑戦していくこともいいでしょう。 祈りは必ず叶います。すると、それが歓喜となり、確信と…

小説「新・人間革命」 2012年 12月24日 法旗 19

自身の胸中に、「常楽我浄」の生命が滾々と湧き出ているならば、何ものをも恐れず、何があっても、悠々と、歓喜にあふれた日々を送ることができる。 山本伸一は、仏法で説く「遊楽」とは、財産や地位、名声、技能などがあり、健康であるといった相対的なもの…

小説「新・人間革命」 2012年 12月22日 法旗 18

大勢の人が集まる会合が大動脈であるとするならば、小単位の学習・懇談、そして、個人指導は、毛細血管といえるかもしれない。 人体も、大動脈だけでは、体の隅々にまで血液を運ぶことはできない。 無数の毛細血管があってこそ、温かく、清らかな血が流れ通…

小説「新・人間革命」 2012年 12月21日 法旗 17

山本伸一は、「支部制」による新しき発展の原動力は、婦人部であると考えていた。 “一家の太陽”である婦人部が、明るく、楽しく、はつらつと学会活動に励み、功徳の花を咲かせ、幸せな家庭を築き上げていくなかにこそ、信心の尊き実証があり、広宣流布の前進…

小説「新・人間革命」 2012年 12月20日 法旗 16

山本伸一の声は、熱を帯びていった。 「ソ連の首脳も人民も人間です。中国の首脳も人民も人間です。その認識に立ち、『人類は、一つの共同体である』との国際世論を高めていくべきです。 そこに、明確な目標を定めて挑戦していただきたいんです。 国際社会に…

小説「新・人間革命」 2012年 12月19日 法旗 15

ジョン・F・ケネディ大統領と山本伸一の会見は、直前になって、日本の政権政党の大物といわれる政治家から横槍が入った。 やむなく伸一は、会見を白紙に戻した。 彼は、“いつの日か、お会いできることがあれば”と思っていたが、一九六三年(昭和三十八年)…