きょうの聖教新聞 2007・1・31

★名字の言

▼この欄で、人間国宝の蒔絵師・松田権六氏に触れた折、読者から丁重なお便りと子息の邦夫さんが父を語った記事を頂いた

▼それによると氏は、門人らを指導する時、必ず複数の作品を持ってこさせたという。駄作があっても作品を並べてみて、手を加えれば何とかなりそうなものを取り上げるためだ

▼尊敬する美術家の岡倉天心にならってのことだった。天心は、ダメなものでも決してケチをつけなかった。空の雲を一つ減らしてごらん。森の木を少し左に・・・などと具体的に助言。三流の作品が一流に変わったという(『漢方の臨床』平成10年9月号)


▼相手を見る時は多面的に大きく包み、アドバイスは具体的に、こまやかにー労力も気力も必要だろう。が、どの世界においても、これが人を育てる秘訣といえよう

▼過日、小説『新・人間革命』に、青年を育成するためのポイントが記されていた。青年を信頼し、尽くし抜いていくこと。そして、未来の指導者に仕えるような気持ちで接していくことー既成の指導者像を覆す視点ではなかろうか

▼後輩に自信と誇りを持たせる。そのための努力が、また自分をも成長させる。これが学会という“人間教育の現場”で培った実感である。 ( 申 )

★大功徳 胸に咲かせて 走り勝て
 名誉会長 先駆の埼玉に和歌

 青春の
   思い出深き
      埼玉の
   志木の講義の
      歴史 尊し

 会長の
   推薦 先駆の
      埼玉を
   三世の諸仏は
      護り讃えむ

 おお同志
   おお埼玉の
      大功徳
   胸に咲かせて
      走り勝ちゆけ

 千葉の友に和歌

 大聖人
   御生誕の
     千葉天地
   不思議な弟子たち
     勝ちまくれ

 全国の男子部に記念の和歌

 祈るらむ
   偉大なる勝利の
       指導者に
   君よ なりゆけ
       君よ指揮とれ

 戸田先生 生誕記念 最高協議会で記念の和歌

 偉大なる
   恩師のもとで
      晴ればれと
   広布に走りて
      勝ちたる青春

 わが人生
   師弟不二なる
      正道を
   戦い勝ちたる
      名誉は永遠にと

 人生に
   ありて尊貴な
       生涯は
   師の恩 報ずる
       金の道かな

★名誉会長アルバム 対話の十字路 第54回 南アフリカ デクラーク大統領
 「世界の運命を決めるのは哲学者」

★わが友に贈る
 受験生のいるお宅に
 細心の配慮を!
 悔いなき挑戦が
 できるよう
 全力で応援を!