きょうの聖教新聞 2007・3・21

★名字の言

アメリカの公民権運動というと、ローザ・パークスさんがよく知られている。1955年12月、バスで白人に席を譲らず座り続けたパークスさんの勇気が、歴史を変えた

▼パークスさん自身の逮捕が示すように、事態は簡単には進まなかった。白人からの暴力的な報復が相次いだ。「一番人気のスポーツは黒人へのリンチ」と、公然と言われる悲惨な状態となった。その時、再び「座り続ける」人々が現れた

▼パークスさんの行動から5年後、ノース・カロライナ大学のアフリカ系学生4人が、レストランの白人専用席に。出て行けと迫る群衆にもかかわらず、座り続けた

▼次の日には21人。その次の日には65人。翌日には、地元の白人学生たちも参加を始めた。パークスさんのともした火は、時と場所を隔てて受け継がれ、燎原の火のごとく燃え広がった

▼一昨年、逝去したパークスさんの追悼コンサートには、世界的なロック・グループ、U2が出演。「自由と平等を目指す旅はまだまだ続く、さあ旅を続けよう」と歌い上げた

▼広布の旅も、はるかに続く。一人の人の幸福と世界の平和のために走る師の魂を受け継ぎ、さあ、きょうも歩み、そして語り続けよう。後に続く多くの青年に、道を開くために。 ( 哉 )

創立者 創価大学第33回 女子短大第22回 卒業式で授賞
 南米 ベネズエラ名門2大学の名誉博士
 サンタマリア大学  香峯子夫人に 「名誉教授」「創立50周年栄誉メダル」
 ラファエル・ベジョソ・チャシン大学  香峯子夫人にも名誉博士

★わが友に贈る
 「私は勝った!」と
  大満足の青春を。
  「君も勝った!」と
  異体同心の劇を。
  さあ共々に!