きょうの聖教新聞 2007・3・22

★名字の言

▼小学校教諭の教育部員の話。「とにかく褒めてあげること。褒めれば、耳が開いて心が開く。最初に叱ると、耳が閉じて心も閉じてしまう」

▼男の子は自分が世界一だと思っている。だから褒めてあげる。褒めれば、さらに力を発揮する。女の子は自信がない。だからこそ褒めてあげる。褒めて不安を取り除いて安心を与えてあげるのだ、と

▼日本人、とりわけ男性は褒めるのが下手だと言われる。恥ずかしさもあるだろうが、「褒めるは毀る下地(褒め言葉に油断するな)」と、褒めることに価値を置かない。一方、欧米人は、異なる思想や文化を持つ人々と共に生きる技術として上手に褒める。個性化、多様化する日本も、もっと褒め合う社会でよいのではないか

▼御書には「法華経の功徳は、ほめれば、いよいよ功徳が多くなる。法華経28品は、教えそのものは、わずかであり、ほめる言葉こそ多いと知りなさい」(1242ページ、通解)と

▼待つのではない。相手の美点を見つけ、褒めるための努力を惜しまないのがリーダー。名誉会長は「同志の健闘を、徹底して、讃えることである。讃えれば讃えるほど、功徳は増す」と。褒め讃え合い、勢いを増して前進しよう。( 葉 )

★全国で春季彼岸勤行法要
 池田名誉会長は東京牧口記念会館で
 学会本部では原田会長を中心に追善

★名誉会長アルバム 対話の十字路
 第56回 ワイルドスミス画伯
 「飛ぶんだ!行け」

★わが友に贈る
 悩める友のもとへ
 電光石火で励ましを!
 手を打つことだ。
 スピードが
 勝負を決するのだ。