きょうの聖教新聞  2007・11・27

★名字の言

▼エレベーター30秒、パソコンの起動1分、レジ3分、通勤電車の遅れ5分、メールの返信30分、病院の診察30分・・・・「どのくらい待たされるとイライラしますか」と尋ねて、一番多かった回答だ。(シチズン意識調査)

▼世の中が便利になって、「待たないですむ社会」が来たら、人は「待てない」ようになったのだろうか

▼師・釈尊は待っていた。弟子・普賢菩薩の到着を。法華経の会座でのことだ。すでに、28品のうち27品を説き終えていた。法華経の」説法も終わろうとするその時、普賢菩薩は、万億の伎楽(舞いと言葉)を奏で、無数の諸天善神を率いて馳せ参じた。そして、末法法華経の行者を守護することを真剣に誓った。その姿を釈尊は、先の上位の菩薩よりも手厚くほめ讃えた

▼弟子の到着を、師は信じ、待っていたからこそ、“大遅刻”を叱らなかったのではなかろうか。そして、法華経の行者を守護する誓いに、その「真実の心根」を見、賞賛したに違いない

創価の世界にも、自分が今、どんな苦境にいようとも、その成長を信じ、励ましを送り、待っている師がいる。『走れメロス』で、友が待つメロスは叫んだ。「信じているから走るのだ」。青年よ、走れ!偉大なる師のもとへ。( 香 )

★台湾 美しき古都 宜蘭市から池田SGI会長に「名誉市民の鍵」
 
★わが友に贈る
 師子のなかに
 師匠と弟子がある。
 学会は師子の団体だ。
 師子となって戦え!
 師子となって勝て!