きょうの聖教新聞  2007・12・28

★名字の言

▼先月、屋久島で新種の植物「ヤクノヒナホシ」が発見された。悠久の歴史を超えて初めて人間に姿を見せたのは、直径5ミリほどのコンペイトウのような愛らしい花だった。また、今月中旬には、インドネシアパプア州の山中で、2種類の新種のほ乳類が見つかり、話題となった

▼動植物の“新発見”は、21世紀にも相次いでいる。一方で、急激な地球温暖化や環境破壊の実態を見れば、“人間が発見する前に絶滅させている種”も多いのではないか、との懸念を抱かざるをえない

▼環境問題は結局、「人間の生き方をどうするか」に帰着する。すなわち、個人の尊厳を冒すことなく、他者や他の生命と共生する道をどう打ち立てるかだ

パグウォッシュ会議前会長のスワミナサン博士は、池田SGI会長との対談集で、生命尊厳、精神性の開発が求められているとし、「あらゆる生命が神聖と見なされる新たな価値体系への変革」を、と強調する
▼環境問題に限らない。文明間の対話、平和の文化の構築、教育と子どもへのまなざし・・・。「人類の教科書」(中国作家協会・孫立川博士)と称される、池田会長と世界の知性との対談集は、進行中も含め50点以上。ここに、人類の道標たる“未来”がある。( 行 )

アメリカ カリフォルニア州サンディエゴ市からSGI会長夫妻に特別顕彰
「世界の指導者との対話を通して平和的な交流を絶え間なく推進」

★わが友に贈る
 未来部 頑張れ!
 断じて負けるな!
 皆さんの勝利を
 いつも祈っています
 我らも全力で応援を!