2007-12-31から1日間の記事一覧
★名字の言 ▼学会の会館は、信心練磨の道場である。どんな苦しいことがあっても、会館へ行けば、希望がわき、勇気が出る。どれほどの会員が、会館で人生の蘇生のドラマをつづってきたことだろうか ▼先日、ある会館の開館記念勤行会で草創の方があいさつした。…
★名字の言 ▼先月、屋久島で新種の植物「ヤクノヒナホシ」が発見された。悠久の歴史を超えて初めて人間に姿を見せたのは、直径5ミリほどのコンペイトウのような愛らしい花だった。また、今月中旬には、インドネシア・パプア州の山中で、2種類の新種のほ乳類…
山本伸一は、翌一月十四日、アーリントン墓地を訪れ、「無名戦士の墓」に献花した。 青空が広がっていたが、零下二度の冷え込みである。 伸一は、失礼になってはならないと、コートを脱いで献花に向かった。寒さで耳が痛んだ。 彼は思った。 “ソ連にも、そし…
大平正芳蔵相は、山本伸一をじっと見つめ、何度も頷いた。 伸一は話を続けた。 「この日中平和友好条約は、日中のみならず、世界にとっても極めて大事です。社会主義の中国と資本主義の日本が『平和友好』を宣言することは、画期的なことです。 人類は、いつ…
山本伸一は、大平正芳蔵相に、忌憚なく、自分の思いを語った。 「日中平和友好条約については、早急に締結していただきたいと私は切望しています」 条約の締結は、伸一がかねてから主張し続けてきたことであった。 彼は、「日中国交正常化提言」を行った翌年…
先進国蔵相会議などに出席するため、前日、ワシントン入りした大平正芳蔵相から山本伸一に、日本大使館で会いたい旨の連絡があったのである。 大平大臣とは、初対面であった。 伸一が大使館に到着し、あいさつをすますと、大平は、淡々とした口調で切り出し…
キッシンジャー国務長官は、笑みを浮かべて、山本伸一に語った。 「また、友人としてお会いしたい。これからも連携を取り合いましょう。アメリカに来たら、ぜひお寄りください」 この日から、伸一とキッシンジャーの友好は、一段と深まっていった。 キッシン…
山本伸一は書簡のなかで、さらに、次のように訴えた。 ――米ソ両国は、紛争当事者を交渉のテーブルにつかせるよう努力することは大切である。しかし、具体的な交渉内容については、「民族自決」の原則を重んじ、双方が直接の話し合いによって決める必要がある…
山本伸一は、この書簡で、ユダヤ系ポーランド人のジャーナリストであるアイザック・ドイッチャーの、イスラエルとパレスチナの在り方についての考えを紹介した。 ――これまで双方は民族主義を問題解決の手段に用いて失敗したのだから、平和の達成にはこの民族…
07年12月29日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 149 勇敢なる わが同志に感謝 共に「広布の最高峰」を登りゆこう! 民衆の幸福と勝利こそ 創価学会の悲願 我が人生 価値ある山を 共々に 断じて登らむ 哲学持ちて 「なぜ山に登るのか」 「そこに山がある…
2007年12月28日付 聖教新聞 全国代表幹部協議会への名誉会長のメッセージ 勇敢に語れ!大誠実を尽くせ! 打って出よ! 一人また一人と味方に 友情の拡大は仏縁の拡大 アメリカの環境の母 人々の力を引き出せ 民衆と共に苦労せよ 一、この一年、大変…