きょうの聖教新聞  2008・2・14

★名字の言

▼いつも新しく、いつも変化している。なのに変わらないものは何?-それは人間!

▼約60兆の細胞からなる人間。その一つ一つの細胞は、絶えず新しい細胞に入れ替わっている。1年前の自分と今の自分をつくっている細胞は全く別物。しかし自分に変わりないのが、生命の不思議だ

▼人体を構成する分子が、ぜっ妙なバランスを取りながら、高速で入れ替わっていることに着目した生物学者福岡伸一氏は、「この流れ自体が『生きている』ということ」と、新たな生命観を打ち出した(『生物と無生物の間』)。生きていることは、「絶えず新しくなっていくこと」でもある

▼だが、物事に慣れて、新鮮さを失うのも人間だ。慣れることで、日常生活が円滑に送れるのも確かだが、慣れが惰性に陥れば、大切なことを見失いがちだ

▼中学生文化新聞主催の作文コンクールの入賞作品に象徴的なものがあった。「ありがとう」と言っていく中で、「今まであたり前だと思ってきたこと全部が『ありがとう』という感謝すべきことであふれました」と

▼自分を支えてくれる人のことが分からなくなったら、それは成長が止まっているサイン。まずは自分が変わること。感謝の思いを声に出して伝えていきたい。( 高 )

★名誉会長が全国にメッセージ 青年部幹部会の意義込め
 学会の座談会は社会の太陽
 青年と共に青年の心で 和楽の座談会万歳!

★わが友に贈る
 臆病の壁を破れ!
 さあ一歩前進だ!
 強盛な祈りと
 勇気と執念で
 諸天を動かせ!