2008-02-14から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 SGI36  2月14日

前年の学会本部での出会いから約半年、今、世界平和会議で柯文隆は高康明の隣の席に座り、満面に笑みをたたえていた。 山本伸一は、二人を見て言った。 「多民族国家であるマレーシア、そして、シンガポールに、人間共和と世界平和のモデルをつくり、社会に…

小説「新・人間革命」 SGI35  2月13日

“それぞれの民族が、互いに理解を深め、信頼し合い、団結していかなければ、マレーシアの発展はない!” 柯浩方は思った。柯文隆も同じ考えであった。 彼らは、マレーシアの平和と繁栄を願い、懸命に信心に励んだ。そして、万人に「仏」の生命があると説く仏…

小説「新・人間革命」 SGI34 2月11日

功徳を受けるたびに柯文隆は、信心に対する確信を深めていった。彼は仏法を、人に語らずにはいられなかった。 相手の幸せを願い、仏法対話に励むと、さらに歓喜と充実を覚えた。 「われわれは他人のために生きたとき、はじめて真に自分のために生きるのであ…

小説「新・人間革命」  2月9日 SGI 33

クアラルンプール支部の支部長になった高康明と共に、勇んで活動を開始したのが、ペナンで雑貨商を営む柯文隆と、その弟でクアラルンプールにいた柯浩方であった。 柯文隆は、一九二八年(昭和三年)に、中国南部にある現在の広東省潮州(チャオチョウ)市に…

2008年2月13日付 聖教新聞 新時代 第15回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ-1

2008年2月13日付 聖教新聞 新時代 第15回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ-1 世界一楽しく!慈愛と感動を! 青年を中心に座談会から前進 「3.16」50周年へ! 太陽に大仏法を世界へ 勇気が歴史をつくる ケネディ「最も素晴らしい美徳は勇…

きょうの聖教新聞  2008・2・14

★名字の言 ▼いつも新しく、いつも変化している。なのに変わらないものは何?-それは人間! ▼約60兆の細胞からなる人間。その一つ一つの細胞は、絶えず新しい細胞に入れ替わっている。1年前の自分と今の自分をつくっている細胞は全く別物。しかし自分に変…