きょうの聖教新聞  2008・2・23

★名字の言

▼炭鉱が閉山。入会まもない友人が町を離れることに。紹介者の婦人は、友への思いを原稿用紙2枚に綴り送った

▼「絶対に幸せになるから、御本尊から離れてはいけない」。しかし、幼子を抱えた婦人も、夫が職を失い、貧乏のどん底。新天地を求めて転居した

▼45年後。偶然にも二人は同じ県内で、ともに広布の会場を提供していることがわかった。再会。友は10円切手の張ってある古びた封筒を差し出した。「この手紙のおかげで私は、周囲の無理解のなか、信心を貫くことができた。ずっと御礼が言いたかったのです」ー愛知の婦人部員の体験である

日蓮大聖人は、門下の光日尼からの手紙を「釈迦仏の御使いか過去の父母の御使いか」(御書925ページ)と喜ばれた。光日尼が、夫と息子を亡くしながらも健気に信仰に励み、山深い身延での大聖人を案じて手紙を出した、その真心を称えられたのだろう

▼私たちが悩みや課題と格闘しながらも、相手の幸福を願って手紙を書く。声をかける。返事は来ないかもしれない。しかし長い目で見れば、その心が自他ともの幸福への確かな軌道をつくるはずだ

▼二人の婦人部員は来年ともに80歳(傘寿)。「”30”歳に若返り、ますます広布の道を」と語り合っている。( 継 )

★池田名誉会長 中国の唐国務委員と再会
 名誉会長 春風開花の旅を念願
 唐国務委員 創造的な互恵関係を 中日友好を永遠に
 4月 胡錦濤国家主席の訪日の大成功へ

★わが友に贈る
 若き人材
 新しき人材に
 光を当てよ!
 新鮮な発想で
 勝利の流れをつくれ!