2008-02-24から1日間の記事一覧
ガーナで南忠雄は、メンバーの家を激励に回った。皆、歓待して、水を出してくれた。 どの家も生水である。南は飲むと、必ず腹をこわした。 三カ月ほどしたころであった。風邪をひいたような感じの熱っぽい状態が続き、それから悪寒と震えに襲われた。 熱を測…
年が明けた一九七四年(昭和四十九年)の一月下旬、南忠雄は、単身、ガーナへと旅立った。 一年ほどしてから、妻を呼び寄せることになっていた。 南はガーナ広布への決意に燃えて、ガーナの首都アクラに立った。 彼の立場は、聖教新聞の常駐特派員であるとと…
山本伸一は、最後に、南忠雄に言った。 「来年になったら出発しなさい」 南は、ガーナ広布に胸を躍らせながら伸一と別れた。会食の会場を出ると、妻に電話を入れた。彼は結婚して、まだ一年に満たなかった。 「今度、ガーナに行くことになったよ」 「よかっ…
南忠雄は神奈川県横須賀の出身で、小学校三年の時、病で父親を亡くしていた。 以来、母親が和裁の仕事をして子ども五人を育てた。生活は至って苦しかった。 彼が中学に入った年に母が入会。それから間もなく彼も信心を始めた。一九五四年(昭和二十九年)の…
大白蓮華 巻頭言 2008年3月号 青年よ! 富士の如くに 白雪の 富士を仰ぎて 師のもとに 若き英雄 凛々しく集わむ 「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ 未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(231ページ) この五十年にわたる創価学…
2008年2月22日 聖教新聞 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 4-1 忍耐と自信を持て 道は必ず開ける! 青春乃(の) 英智の朝日は 昇りける 嵐の時にも 笑顔たたえて 嵐のような環境にあっても、笑顔を忘れない。その人は、人間とし…
2008年2月19日 聖教新聞 「ロシア連邦友好勲章」叙勲式 知性の対話 人材の育成 平和と軍縮 卓越した哲学と実行力 池田会長に脈打つ「自然への愛」「青年への支援」 ベールイ大使の祝辞 尊敬する創価学会・池田名誉会長。 尊敬する創価学会の代表の皆…
08年2月20日付 聖教新聞 名誉会長との きのう・きょう・あした 共戦の旅路 第7回 歓喜の凱歌茨城 茨城文化会館に設けられた“アヤメ庭園”を散策(平成2年6月19日)。 名誉会長が出席した昭和48年6月17日の県スポーツ祭の折にも、会場 は、潮来アヤメで…
★名字の言 ▼衛星中継による第11回農漁村ルネサンス体験主張大会(ヒューマン体験プラザ)に、反響が広がっている ▼2月17日の「農村部の日」を記念する体験主張大会は、回を重ねるごとに、地域に定着してきた。この大会に招かれることが“誉れ”となってい…
★名字の言 ▼炭鉱が閉山。入会まもない友人が町を離れることに。紹介者の婦人は、友への思いを原稿用紙2枚に綴り送った ▼「絶対に幸せになるから、御本尊から離れてはいけない」。しかし、幼子を抱えた婦人も、夫が職を失い、貧乏のどん底。新天地を求めて転…