2008-02-24から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 SGI43  2月22日

ガーナで南忠雄は、メンバーの家を激励に回った。皆、歓待して、水を出してくれた。 どの家も生水である。南は飲むと、必ず腹をこわした。 三カ月ほどしたころであった。風邪をひいたような感じの熱っぽい状態が続き、それから悪寒と震えに襲われた。 熱を測…

小説「新・人間革命」 SGI42 2月21日

年が明けた一九七四年(昭和四十九年)の一月下旬、南忠雄は、単身、ガーナへと旅立った。 一年ほどしてから、妻を呼び寄せることになっていた。 南はガーナ広布への決意に燃えて、ガーナの首都アクラに立った。 彼の立場は、聖教新聞の常駐特派員であるとと…

小説「新・人間革命」 SGI41 2月20日

山本伸一は、最後に、南忠雄に言った。 「来年になったら出発しなさい」 南は、ガーナ広布に胸を躍らせながら伸一と別れた。会食の会場を出ると、妻に電話を入れた。彼は結婚して、まだ一年に満たなかった。 「今度、ガーナに行くことになったよ」 「よかっ…

小説「新・人間革命」 SGI40  2月19日

南忠雄は神奈川県横須賀の出身で、小学校三年の時、病で父親を亡くしていた。 以来、母親が和裁の仕事をして子ども五人を育てた。生活は至って苦しかった。 彼が中学に入った年に母が入会。それから間もなく彼も信心を始めた。一九五四年(昭和二十九年)の…

大白蓮華 巻頭言  2008年3月号

大白蓮華 巻頭言 2008年3月号 青年よ! 富士の如くに 白雪の 富士を仰ぎて 師のもとに 若き英雄 凛々しく集わむ 「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ 未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(231ページ) この五十年にわたる創価学…

2008年2月22日 聖教新聞  創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 4-1

2008年2月22日 聖教新聞 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 4-1 忍耐と自信を持て 道は必ず開ける! 青春乃(の) 英智の朝日は 昇りける 嵐の時にも 笑顔たたえて 嵐のような環境にあっても、笑顔を忘れない。その人は、人間とし…

2008年2月19日 聖教新聞  「ロシア連邦友好勲章」叙勲式

2008年2月19日 聖教新聞 「ロシア連邦友好勲章」叙勲式 知性の対話 人材の育成 平和と軍縮 卓越した哲学と実行力 池田会長に脈打つ「自然への愛」「青年への支援」 ベールイ大使の祝辞 尊敬する創価学会・池田名誉会長。 尊敬する創価学会の代表の皆…

08年2月20日付 聖教新聞 共戦の旅路 第7回 歓喜の凱歌茨城

08年2月20日付 聖教新聞 名誉会長との きのう・きょう・あした 共戦の旅路 第7回 歓喜の凱歌茨城 茨城文化会館に設けられた“アヤメ庭園”を散策(平成2年6月19日)。 名誉会長が出席した昭和48年6月17日の県スポーツ祭の折にも、会場 は、潮来アヤメで…

きょうの聖教新聞  2008・2・24

★名字の言 ▼衛星中継による第11回農漁村ルネサンス体験主張大会(ヒューマン体験プラザ)に、反響が広がっている ▼2月17日の「農村部の日」を記念する体験主張大会は、回を重ねるごとに、地域に定着してきた。この大会に招かれることが“誉れ”となってい…

きょうの聖教新聞  2008・2・23

★名字の言 ▼炭鉱が閉山。入会まもない友人が町を離れることに。紹介者の婦人は、友への思いを原稿用紙2枚に綴り送った ▼「絶対に幸せになるから、御本尊から離れてはいけない」。しかし、幼子を抱えた婦人も、夫が職を失い、貧乏のどん底。新天地を求めて転…