きょうの聖教新聞  2008・3・25

★名字の言

▼徳島の山あいの町が「葉っぱを売って2億円を稼ぐおばあちゃんたち」と脚光を浴びている。和食に添えられるナンテンやモミジの葉を農家が栽培し流通させる新市場を開拓したのだ

▼今では町の人口よりも多くの視察者が訪れる。そこでは、ファックス、携帯電話、パソコンを駆使して注目の事業を営む年配者の姿を見ることができる

▼ビジネスには企業秘密がつきもの。が、ここは完全公開。仕組みをまねされても、絶対に負けない自信がある。それは「人と人との強い絆があるから」だという(横石知二著『そうだ、葉っぱを売ろう!』)

▼どこでも過疎の町は、仕事がない。経済基盤も弱い。事実、この町も寒波襲来で主力産品のミカンがだめになって生活が立ちゆかなくなった。その“どん底”で悩み抜いた一人が、すし店で見つけた新規事業。愚痴をこぼしあうだけの人間関係から、目標を掲げ、皆で幾度も共に困難を乗り越えて、共に生きる絆ができあがった

▼「環境で、心の大きさは変わらない。心は、いくらでも広げていける。心は、どちらの方向にも行ける」と池田名誉会長。環境が悪いと嘆くのか、環境を変えようと動くのか。一人が立ち上がれば、必ず続く。我らは、その最初の一人でありたい。( 糀 )

シンガポールSGI 4000人の宗教間フォーラム
 ヨー外務大臣が特別講座
 「我が国の団結に価値ある集い 池田先生のリーダーシップに感謝」

★わが友に贈る
 人格光る青年たれ”
 善の連帯の先頭に!
 邪悪と断固戦う
 正義の若人と輝け!