きょうの聖教新聞  2008・4・16

★名字の言

▼「最新の流行」を聞かれると、ファションや音楽、お笑い芸人に至るまで、思い浮かべる人は多いのではないだろうか

▼心動かされることを伝えるから、共感が広がる。この連鎖が拡大すれば流行となる。「流行」について、電通の調査結果が興味深い。流行を拡大させる人は「影響を取り入れ、うまく反応し、発信する」人という。その割合は20代、30代の青年が多く、男性よりも女性が多いことが分かった

▼はやり廃りの激しい現代社会。世間の流行を追い求め、華やかさに浴しても、はかないことだ。むしろ、変化変化の世の中だからこそ、時勢に流されない、確固たる自分を築くことが肝要であろう

▼「流行」の語源をたどると『孟子』にある。人徳は、急使で命令を伝えるよりも、速く浸透するという意。なるほど、人格の力は偉大である

▼御書にも「蘭の香りのように人徳の薫り高い人と交わって、あなたの蓬のように曲がっていた邪信は麻のように素直な正信に成った」(31ページ、趣意)と。優れた人格は、相手の徳性まで引き出していける

▼信仰は自信を磨く最大の武器。磨かれた人格は、友の心を強く引きつけて離さない。人間主義という本来、意味するところの「流行」を担う青年でありたい。( 知 )

★南米ボリビアのコトカ市から池田SGI会長に名誉市民証
 全市議会員が出席し特別議会で授与
 「非暴力で相互理解へ導く池田博士を社会は希求!」

★わが友に贈る
 「賢者はよろこび
 愚者は退く」御聖訓。
 苦難こそ
 成長のチャンス!
 負けじ魂よ燃え上がれ!